こんにちは
高齢者の運動習慣をサポートする
パーソナルトレーナーの吉村です。
数回にわたり環境が元気な高齢者を作る
ことについてがテーマでしたが
今回は
「大きな声を出せる環境」について
お伝えします。
最近大きな声だしましたか?
声をださなければ
様々なカラダの不調の要因となります。
筋トレと一緒で今からトレーニングをしていれば
予防することができます。
元気な人は声が大きいですが
元気だから大きな声なのではなく
大きな声をだすから元気になる
という発想が重要になります。
以前お会いした
一人暮らしの高齢者が仰っていた
言葉が印象的です。
「一人暮らしだと声を出さなくなってくるのよねー。
テレビ相手に話してるわけにいかないし、、、。
声の出し方を忘れそうで怖い時があるのよ」
一人暮らしの高齢者に非常に多いケースです。
声も筋肉と一緒で
使わないと弱弱しい声になってしまいます。
よくアニメにでてくる村の長老は
震えるような声で弱弱しい印象がありますよね。
声をださなければ
歳を増すごとに
小さなこえになり、かすれた声になってしまいます。
ちなみに老化にともない
男女ともに声量はおちますが
男性は高い声になり
女性は低い声になるそうです。
声をだすことは
筋力を鍛えることと
同じくらい大事になります。
外出して人と会話ができる
コミュニティーに参加してカラオケを歌う
などが最高な「大きな声をだせる環境」ですが
今すぐできることとしては
一人で
少し大きな声をだしてみましょう。
今回は
「あいうべ体操」をおススメします。
「あいうべ体操」は口呼吸から鼻呼吸になることにより
インフルエンザの予防になることで効果絶大ということで
有名ですが声をだす訓練としても最適です。
◎やり方
大きな口をあけて。(^O^)
「あ」
歯をおもいっきりだして。(^-^)
「い」
くちびるを突き出して。(^3^)
「う」
舌をおもいっきりだして。( ^U^ )
「べーー」
今、自分でできる介護予防を
やっていきましょう。
この習慣が老後の自分のためになります。
パーソナルトレーナー
吉村太朗
投稿者プロフィール
- 学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。
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