以前読んでいた本の中から

「脳に免疫力をつければ病気にならない!」

著 苫米地英人(認知科学者・カーネギーメロン大学博士)

徳間書店

 

この本は衝撃的な内容が多く

何度か繰り返し読んでいます。

 

今回はその中から認知症予防について一部抜粋して

お伝えします。

 

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目次

 

 

認知症が発症するタイミング

認知症が発症するタイミングとして

 

男性だと仕事を定年退職して今までバリバリ仕事を

していた人が目的意識がなくなり

自己喪失感というストレスによるものです。

 

女性だと子供が結婚して家を出て行ったり

夫が死んで今までの環境がガラッと変化した

ことによるストレスです。

 

認知症の脳の状態はPTSD(心的外傷ストレス障害)と

同じ状態といわれPTSDの方の脳は

強いショックとなった出来事を忘れようとして

記憶を司る海馬が損傷します。

認知症もショックを忘れようと海馬の細胞が痛むため

老人性PTSDともいわれます。

 

私自身、介護の現場で働き認知症の方とは

多く会ってきましたが

認知症とストレスの関連性は深いと感じています。

 

認知症予防の結論

では、どのような対策をするべきなのか。

 

結論としては

「人生の目標をもって生きること」です。

これはまわりの人をみても納得できると

思います。

高齢者の中でも90歳をこえれば

ほとんどの方が認知症とされていますが

90歳をこえても認知症を発症していない方は

例外なく目標をもっています。

 

目標を紙に書く

目標といっても

「もうこの歳だし、、、」

「目標って言っても、、、」

 

それがダメなんです(^O^)

 

それが知らず知らずのうちに脳への

ストレスになっているんですよ。

 

目標といっても

そんなに大きな目標でなくても

死ぬまでにこれをやってみたい

食べてみたいといった感じでもオッケーです。

 

さあ!

何でも良いので紙に目標を書いてみませんか。

 

パーソナルトレーナー  吉村 太朗

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投稿者プロフィール

吉村 太朗
吉村 太朗人生100年時代のパーソナルトレーニングコーチ
学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。