「文明の利器」
文明がもたらした便利な道具・機械。
洗濯機はボタン一つ
掃除機もボタン一つ
電気もリモコンでポチ、、
と思いきや
「電気つけて」と声に反応して電気がつく時代(笑)
何でもかんでも便利になりすぎるのも
考えものです。
目次
活動時間の減少が体力低下
日常生活の活動時間が少なくなるということは
確実に体力が低下する要因となります。
たかが電気をつけるといった動作でも
されど電気をつける動作。
立ち上がる(起き上がる)→歩く→腕を動かす→指を動かす
といった一連の動作が必要になりこれでも立派な
日常生活動作です。
人間の本能なのか少しでも楽をしよう楽をしようという
心理からこのように便利になりすぎているのだと思いますが
元気で動けるうちはなるべく自分で動く心がけが介護予防に必要不可欠なマインドになります。
和式トイレから様式トイレに
最近では和式トイレがほとんどみなくなりました。
バリアフリー化が進んでいることもあり公共施設も
ほとんどが様式トイレとなっております。
全国の小学校でも57%が様式トイレになっており
和式トイレよりも様式トイレの方が雑菌の繁殖を抑えられる
として文科省も洋式トイレを推奨しているようです。
足腰を鍛える超最強トレーニング
海外から日本にきて和式トイレを使用した外国人の方が
「なるほど!だから日本人は足腰が強いのか!」と感心していたという
エピソードがありました。
また、ある古武術の達人の先生のお話をお聞きしたときに
和式トイレについて
「和式トイレを無くすることは健康という財産を失うということだ」
と仰っておりました。
和式トイレを使用するときはの姿勢といえば
このような姿勢。
中高齢者の方では
「いやいやいや、勘弁してください。こんな姿勢出来るわけない」と
お考えの方も多いかと思います。
しかし、この姿勢って
足腰を鍛える超最強トレーニングなのです。
なぜ超最強トレーニングなのか
この和式トイレの姿勢ですが
股関節周りの筋力が動くことに加えて
腰回りの細かい骨が動く動作にもなるため
下肢筋力の強化と腰痛の予防になります。
この動作一つで下肢筋力のほどんどが鍛えられるといっても過言ではありません。
そして何よりも和式トイレの時代は
日常生活動作としてこの姿勢を自然にやっていたということが素晴らしいとこだと思います。
パーソナルトレーナー
吉村 太朗
http:// https://lit.link/taro358
投稿者プロフィール
- 学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。
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