先日、ヤフー知恵袋にてシニアの方を対象に運動習慣と介護の問題についてリサーチをしていましたら非常に興味深いデータがうかびあがりました。
「どうせ運動したって死ぬときは死ぬ」といった考えの方が非常に多いのです。
「年寄りの悪あがき」だったり「運動しなくても元気な人は元気」といった
とにかく運動に関する意識が低く、介護の問題に関しても後ろ向きな様子。
ここでシニアの方に声を大にして伝えたい。
介護が必要な状態になり困るのは誰ですか?
家族かもしれないし介護施設の職員かもしれません。
困るのは自分だけじゃないということの理解はしていただきたい。
脳疾患障害などによりやむを得なく介護が必要になるというパターンもありますが
昨今よく耳にする「サルコペニア」という筋肉量が減少し身体機能が
低下している状態を阻止するために必要になるのが自己管理。
何も対策しないで老化という自然に身をまかせることが果して幸せな人生と
いえるのでしょうか。
人生100年時代のテーマは
自己管理。
老後の介護への備えとして起こりうる問題を事前に想定して自己管理することで
介護される側も
介護する側も幸せな社会になることでしょう!
予防医学パーソナルトレーナー
吉村 太朗
投稿者プロフィール
- 学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。
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