オーストラリアの研究機関の調査では世界20か国の中で日本人が最も座っている時間が長いということが分かりました。
1日7時間
デスクワークが多い方になると8時間から10時間といった方も珍しくないかと思われます。
座りすぎは健康リスクは様々な研究機関より発表されております。
実は座って5分もすると血流の悪化がはじまり、30分後には血流速度は70%も低下することがわかりました。
すなわち血液がドロドロの状態。
対策としては
まず1時間以上座り続けないことは絶対条件!
対策①30分に1回はかかと上げ下げ
座った状態でもかかとを上げたり下げたりすることで「ふくらはぎ」の筋肉が動きポンプ作用により心臓に血液が送られます。
対策②1時間に1回は立ち上がる
1時間に1回は立ち上がることを習慣にしましょう。
立ち上がって足踏みしたり伸びのストレッチをすると更に良いです!
そもそも「椅子に座る」という動作は人間のカラダの構造上、良い動作ではありません。
全身の血流が悪くなり腰や肩への負担がかかっています。
対策③どうしても座りたくなったら
座りすぎが良くないということは分かっているけど、座りたい!
そんな時は
ヤンキー座りです。
実はこの動きは立派な運動。
やり方
①肩幅より少し広く足を広げて、かかとをつけて、しゃがみこみます。
※かかとが浮いてしまう方は浮いてもOK
②そのままの姿勢でかかとを上げてキープ
実はこの動きは骨盤まわりの筋肉がほぐれて血行促進の効果があります!
昔は和式トイレがあったので日常生活で自然にこの動きをやっていたのですが、現代社会でこの動きをすることがほとんど皆無になってきました。
そのためシニアになって出来なくなる動作の代表的なものがこの
「しゃがむ」という動作です。
今日から座りすぎの対策をしていきましょう!
パーソナルトレーナー 吉村 太朗
投稿者プロフィール
- 学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。
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