親の認知症が心配になってきた。

そんな時は認知症について知るということからはじめれば安心!ということを前回のブログに書きましたので参照してください。

認知症の問題は医療・介護業界の人だけではなく一般の方でも事前に知ることで予防できたり進行を遅らせることができます。

認知症のターニングポイントとして知るべきことは料理と身だしなみです。

  • 料理をすることをやめた
  • 味が変わってきている
  • 身だしなみに気を使わなくなってきている
  • 化粧をしなくなった

このような変化が認知症のターニングポイントになる場合が多くありますので少し気にするようにしましょう。今までやっていたことをしなくなるということは、次から次へと出来ないことが増えてきてしまいますので出来ることはなるべく方法を考えて続けることが認知症を予防するための対策となります。

料理をやめてから認知症が発症

ある80代の女性の話ですが今まで元気に日常生活を過ごしていましたが料理をやめた時を境に認知症の症状が表面化され日常生活動作にも支障をきたすといったケースが多くあります。料理をする意欲がなくなっていることも認知症の症状ではありますが出来るのにもかかわらず、大変だからヘルパーさんなどにお任せといったスタンスになってしまうと、、、安心・安全かもしれませんが脳にとってはマイナスです。

料理は究極の脳トレ

急に料理をやめるのではなく、大変なのであれば段階を踏みながらやめることが大事になります。

料理をする工程は

①献立を考える

②買い物に行く

③調理する

④味見する

⑤盛り付けをする

⑥食べる

⑦後片付けをする

このように料理は普段から何気なく行っているようで、ものすごく脳を使う動作になるのです。まさに究極の脳トレ!テーブルの上で行う間違い探しやクロスワードパズルで脳トレをやっている場合ではありません。

これらの7つの工程の内、⑥食べる以外を全てヘルパーさんにお願いするのではなくて不安であれば出来る限り一緒に行うことが重要になります。

たとえば①献立を考えるということに関しては意思疎通が可能であれば出来るケースが多いはずです。③調理するということもサポートがあれば可能な方が多いです。

ヘルパーさんとは別に料理を一緒に行う専門職が誕生すれば日本の認知症患者の数は確実に減少することでしょう。

自立シニアは身だしなみを整えることから

自立したシニアになるためには身の回りを整えることが基本になります。自宅の整理整頓、自分の身だしなみを整えることが重要。

パジャマ姿の時の気分はリラックスした状態で

パジャマ=寝る

といったイメージかと思われます。

寝るときのパジャマは大正解ですが、一日中パジャマで過ごすということは常にリラックス状態になる訳なので体内時計もリセットされず残念ながら心も体も整いません。

よく病院などに入院するとパジャマを姿で一日中過ごすケースがほとんどですが、あれが不思議でなりません。確実に回復が遅くなると思います。

しかし、ググってみたら船橋市にある船橋市立リハビリテーション病院では起床したら普段着に着替えて過ごすことを推奨しているようです。

素晴らしい!

化粧療法で心も体も整える

以前私が働いていたデイサービスに資生堂のきれいなお姉さんたちが化粧療法という形でシニアの方たちにお化粧を楽しんでもらうイベントが行われましたが、その時の皆さんの反応がビックリ!

急に皆さんキラキラして口数も多くなるのです!

元気とはこうゆうことなのか!と身だしなみを整えるとの重要性を実感。

まとめ

2025年には65歳以上の5人に1人は認知症を発症するとされておりますが、真っ赤な口紅を塗ってお化粧して料理をすることで認知症患者の減少につながるのではないでしょうか?

料理

身だしなみ

この辺をポイントに老後ライフを考えることで間違えなく豊かな人生につながります。

今現在介護保険を使用されている方もこの料理身だしなみを意識した上で介護保険サービスを利用することも大事になってくるでしょう。

 

また認知症を予防するためにはストレス対策も重要となりますのでご興味あればこちらのブログも見てください。

yoshimura-taro.info

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

 

パーソナルトレーナー  吉村 太朗

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投稿者プロフィール

吉村 太朗
吉村 太朗人生100年時代のパーソナルトレーニングコーチ
学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。

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