骨盤の位置を気にしたことありますか?
骨盤といえば腰回り全体の骨ですが
この骨盤の位置によって何歳になってもスタスタ自分の足で歩けるかどうかが決まります。
最近歩くと疲れやすい、足が前に出にくい
といった方は是非
読んでみてください。
目次
骨盤には前に傾く前傾(ぜんけい)と後ろに傾く後傾(こうけい)が存在します。
その中間にあたるのが正しい姿勢になります。
あなたはどっちでしょうか?
高齢者のほとんどが後傾
高齢者のほとんどの方は骨盤が後ろに傾く後傾になっています。
後傾の状態になるとどうなるのか。
上の右側の図をごらんいただければ分かると思いますが
膝が曲がり、背中が曲がり、あごが下がり
いわゆる老人の姿勢になってしまいます。
よく「腰が痛い」「膝が痛い」との訴えが多い高齢者の根本的な要因はこの姿勢にあると考えてください。
骨盤後傾が及ぼす悪影響
骨盤後傾が悪化することで日常生活に及ぼす悪影響というのが下記の通りあげられます。
歩きにくい
骨盤が後ろに傾いている状態で歩くということは
足が前に出しにくい
重々しい
疲れやすい
といった影響が生じてしまいます。
肩こり
あごが下がり首から肩が常に緊張した状態になり慢性的な肩こりが発生します。
肩こり改善のためのマッサージや鍼治療などをしたとしても一時的な対処療法にしかなりません。
膝痛
この膝痛も骨盤後傾による原因によるものが多く膝が曲がったままの状態で生活を続ける事により膝への負担が多くなってしまいます。実際に私も実験としてわざと骨盤を後傾にして膝が曲がった状態で数時間過ごしてみたことがありますが、やはり膝が痛くなってきました。
普段から身体を鍛えていても姿勢一つで身体に痛みが生じるということを身を持って体感しました。
転倒
骨盤のバランスが悪いと転倒リスクが高まります。
特に骨盤後傾は後ろへの重心が強いために尻もち転倒することが多くなります。
立ち上がりにくい
後ろへの重心が強いことで椅子からの立ち上がり時も自力で立てずに手すりなどが必要になる。
いかがでしょうか?
骨盤後傾が及ぼす悪影響についておわかりいただけたと思います。
でわ、骨盤を前傾にするためにはどうしたらよいのか。
次回のブログにアップいたします(^o^)
ありがとうございました!
パーソナルトレーナー
吉村太朗
投稿者プロフィール
- 学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。
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