老後に向けての介護予防には運動はもちろん大事ですが

 

心のあり方が老後生活の幸福度を決めると考えております。

 

目次

 

普段使う言葉に注意

「もう歳だから、、」と言いながら老後生活を過ごすか

「よし!やるぞ!」と言いながら老後生活を過ごすかで

ココロとカラダに及ぼす影響は天と地にの差になると考えてください。

 

言語の力は私たちが思っている以上に大きく自分自身のココロとカラダに大きく影響を与えます。

 

一緒に同居する家族にも影響を与えますよね。

 

毎日のように「腰が痛い、膝が痛い」と言葉にしている高齢者と暮らしていると

一緒に暮らす側まで痛くなってきます。

 

今日は心のあり方と健康寿命に関連するという研究論文を二つご紹介いたします。

 

美術鑑賞を楽しむ高齢者はうつ病になりにくい

美術鑑賞といえ女性の方なら好きな人は定期的にお友達と行かれる方もいらっしゃると思いますが男性の方は興味ゼロという方が多いかと思いますが、イギリスのロンドン大学が行った調査でうつ病のない高齢者2,148人を対象に美術館や博物館など文化施設の利用とうつ病の発症リスクの関連性について調べた報告がありました。

結果、文化施設を全く利用しない人に比べて月に1回以上利用する人で48%、数カ月に一度利用する人でも32%のうつ病発症リスクが低下するといったことがわかりました。

芸術に関心をもち楽しむことで心が豊かになり健康寿命が長くなると思うと、とても素敵な介護予防の取り組みですね。

 

芸術に興味がない方も一度近くの美術館を調べてみてはいかがでしょうか?

今はコロナ渦で外出自粛中の方が多いということもあり

近くの美術館を検索すると「リモート・ミュージアム」なるものもあるようですので

活用してみてください。

 

北海道リモート・ミュージアムトップページ | 教育庁生涯学習推進局文化財・博物館

www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp

 

花の画像を数秒見ることでストレス軽減

次にご紹介する研究論文が農業・食品産業技術研究機構による研究で、精神的なストレスを感じた後に花の画像を鑑賞した際のストレスホルモンの数値を調べたところ

不快な画像を見た後で花の画像を見た際の唾液に含まれるストレスホルモンのコルチゾール量の変化が21%低下するとうことが確認されました。

実物ではなくて画像でもストレス軽減につながるとすると先ほどご紹介したリモート・ミュージアムも活用できますね。

 

おわりに

それでは最後に北海道のシンボルの花の写真を添付いたしますので心の健康のために活用してください。

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ちなみに北海道のシンボルの花は「コスモス」だそうです。

ご存じでしたか?(^_^)

 

また、ご自身でお花の画像を検索して調べて見てください。

 

今回は介護予防に関する精神的な面の内容となりましたが、このような心のあり方は人生100年時代にとってにとても大事になることと考えております。

 

函館エリア唯一下肢筋力強化専門パーソナルトレーニング

 

投稿者プロフィール

吉村 太朗
吉村 太朗人生100年時代のパーソナルトレーニングコーチ
学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。

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