介護保険サービスには様々な種類があります。
・通常介護(デイサービス)
・通所リハビリ
・ショートステイ
・訪問介護
・訪問リハビリ
・訪問介護
・福祉用具貸与
・訪問入浴
もっとも多く利用されているサービスは
「訪問介護」です。
「訪問介護」のサービス内容は
①身体介護サービス
②生活援助サービス
これら二種類があります。
①身体介護サービスとは利用者の身体に触れて行うサービスとして入浴やトイレの介助、食事の見守り、外出時の付き添いなどがあります。
②生活援助サービスとしては日常生活のサポートをするサービスとして食事の用意や洗濯、掃除、買い物、シーツ交換などがあげられます。
これらのサービスは本当に介護が必要な方やご家族にとっては大変ありがたいサービスではありますが、、、
利用する動機を、間違えると
身体機能低下の要因となる事があるということは頭の中に入れておいて欲しいと思います。
人間は人のお世話になると、頼ってしまう生き物です。
😏「これは、他の人がやってくれるから自分でやらなくてもいいや」
この思考が危険。
例えば老化に伴い自宅の掃除が大変になってきたから訪問介護サービスを利用して掃除をお願いする。
これは日常生活においての活動習慣の一つんを削ることにつながります。ただでさえ活動量が少なくなってくる高齢者にとっての重要な重要な活動習慣です。
洗濯機に洋服を入れてスタートボタンを押して時間になったら干す。
単純な動作に思えますが洗濯物の量、洗剤の量、干す時間、その日のお天気を考えたりなど脳にとっても活性化される活動習慣の一つでもあります。
本当に出来ない動作を訪問介護のヘルパーさんにお願いするのは良いですが
大変になってきたからお願いする
というのは大きな間違いです!
著しく身体機能を低下させる要因です。
これはケアプランを作成するケアマネジャーにも問題があります。
何も考えずに、利用者から
「最近、掃除が大変でー😅」と言われて
「はい!ではヘルパーさんにお願いしましょう!😔」なんて言ってるケアマネジャーがいっぱいいます。
なんのための介護保険サービスか理解してほしいものです。
出来るとこはなるべく自分で!
自立した日常生活を過ごすための鉄則です。
何度も言いますが、大変だからお願いするのは
自分の身体機能を低下させるということを忘れずに介護保険サービスを利用して下さい。
パーソナルトレーナー
吉村太朗
投稿者プロフィール
- 学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。
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