こんにちは。

パーソナルトレーナーの吉村です。

 

今日は「認知症」についてのお話です。

 

 

 

 認知症はめずらしい病気ではない

老化とともに顔のシワが増えるのと一緒で

脳のシワにも変化がでてきます。

年齢が90歳をこえればほとんどの方が認知症のなんらかの症状が

あるケースがほとんどです。

 

しかし、昨日の夜ごはんは何だっけ?と考えて、、、

ぱっと思い浮かばないからといって

認知症!?とお考えの方がいらっしゃいますがご安心ください

脳の構造上、重要度の低い情報は忘れるように出来ていますので

大丈夫です。

 

ただし、「食べたかどうか忘れた」といったケースは

認知症の初期症状と思われますので早期に認知症専門の

医療機関の受診が必要になります。

 

認知症と診断されたら

認知症と診断されれば進行を遅らせるための服薬が処方される

ケースもあれば日常生活において大きな支障がなければ

服薬はせずに経過を観察することがあります。

 

私個人としては認知症の服薬を開始したことにより

劇的な改善をしたといった方をあまりみたことがないので

早期の発見で服薬することが一番とは思いません。

 

薬を飲む前にやるべきこと

薬を飲む前にやるべきことの結論を申し上げますと

 

「運動」です。

 

いまや様々な認知症にかんする研究結果からも証明されて

おりますが、私自身が介護現場で運動指導してきた中でも

実感しております。

運動を継続している方が認知症の進行が緩やかになり

場合によっては改善につながっているのです。

残念ながら病院では「運動しましょう」といった

アドバイスがされることは少ないでしょう。

 

認知症の改善に運動が有効だということが

当たり前になる時代がくることを願います。

 

 

パーソナルトレーナー 介護福祉士

吉村 太朗

 

公式ホームページ

yoshimura-taro.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、認知症の家族と同居する側が知っておかなければならない点もいうのは

一番不安なのは認知症である本人であるということの理解です。

 

  • 否定しない
  • 笑顔

 

 

「否定しない」とはよく認知症介護でも

いわれていることですが、そこが基本となります。

 

「ダメ」等の否定的な言葉は記憶に残り

ネガティブな感情を引きずることになり

ますます症状を悪化させる要因ともなりえます。

まぁ、認知症じゃなくても否定的な言葉って嫌ですよね。

 

「そうだよね」「わかったよ」「大丈夫だよ」「安心してね」等の言葉を発する意識が重要です。

 

また表情も大事になってきます。

 

家族や介護する人が怖い顔をしていたら

相手側も「私は何をしてしまったんだろう」の不安な気持ちをあおることになります。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

吉村 太朗
吉村 太朗人生100年時代のパーソナルトレーニングコーチ
学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。

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