人間誰しも
追い込まれた状態になり
ようやく行動する。
高齢者に関わる仕事をしてきた中で
過去に喫煙習慣があったという方に
いつタバコをやめたか?の質問をすると
ほとんどの方が
「病気をしてから」
「入院して医者にいわれて」
といった答えが大半をしめる。
「わかっちゃいるけど、やめられない」
これは、人の心理なのであろうか。
こんにちは!
パーソナルトレーナーの吉村です。
今日は「わかっちゃいるけど、やめられない」
ということについてお伝えいたします。
目次
タバコが怖い本当の理由
まずは先ほどにも紹介した
「わかっちゃいるけど、やめられない」の代表的なのが
タバコです。
これは健康による被害があるということは
誰しもが理解していることであり丁寧に
タバコのパッケージにも健康被害についての
記載もあります。
それなのにも関わらずタバコをやめられずに
最終的には病気になったタイミングで禁煙
することになるのです。
しかし、タバコには別の視点かみて怖い理由があります。
それは
認知症になってもタバコを吸い続ける
ということです。
認知症の症状の一つとして短期記憶障害
というのがありついさっきやっていたことを
忘れてしまうといったことがあります。
東京消防庁が発表している令和元年中の
住宅火災の出火原因をみると
「たばこ」によるものが突出して多く。
その中でも高齢者によるものが大半をしめています。
実際に認知症専門医の話を聞いたことがありますが
喫煙習慣がある認知症患者がタバコが原因で火事になり
ご家族が涙ながらに
「この人のせいでなにもかもを失った」と
訴えていたことがあったそうです。
禁煙外来
自分では大丈夫!と思っていても
「高齢になり認知症になったら」
ということを考えたら今まで禁煙を考えて
なかった方も少しは禁煙について考える
きっかけになるのではないでしょうか。
今や医療機関でも禁煙外来といった言葉を
目にするようになりました。
保険も適用するようなので近くの病院でさがしてみては
いかがでしょうか。
パーソナルトレーナー 介護福祉士
吉村 太朗
公式ホームページ
投稿者プロフィール
- 学生時代の介護施設実習で自分の足でトイレに行くことが困難なシニア、認知症に苦しむシニアとの出会いをきっかけに「運動で人生100年時代を変革する!」ということに使命を感じ介護の世界へ。15年間の介護現場を通じて延べ3万人以上の利用者に運動を指導する。介護現場の経験からの一番の懸念は運動を習慣化されている方とそうでない方では”老後に大きな差”がうまれるということ。「中年期までの運動の習慣化と心身づくり」こそ生活習慣病、体力低下予防、心のケアに最も効率良く効果的な方法であることが分かりその包括的な指導を始める。現在は独立して、体調不良、体力低下、将来への不安や焦りを抱えるミドル~シニア世代の方に対し、介護現場で得られた無理せず継続できるトレーニングを軸とした「パーソナルトレーニングメソッド」を提供。運動の習慣化と心身づくりをサポートし、「一人ひとりの豊かな人生100年の構築」に貢献している。
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